🛡️ Life Guardian Sleep Guardian
🌙 精神科・心療内科・睡眠外来向け

睡眠の「質」と「呼吸」を、
手首で可視化する。

不眠症・うつ病の経過観察から、睡眠時無呼吸(SAS)の
スクリーニング支援まで。Apple Watchで睡眠を科学する。

※ 本システムは診断を行う医療機器ではありません。Apple Watchのデータは推定値であり、経過観察と対話の補助ツールとしてご活用ください。

課題と解決策

診療のニーズに合わせてモードを選択

精神科診療の課題

「昨晩は眠れましたか?」の限界

💬

自己申告とのギャップ

「眠れています」という言葉と、実際の睡眠時間や質に乖離があるケースを可視化します。布団に入っていた時間と実際の睡眠時間は異なることも。

📉

変化の兆候を捉える

睡眠時間の短縮や活動量の急増など、増悪が疑われる変化を早期に把握する材料になります。患者本人が気づく前の変化をデータで確認。

🕐

介入判断の補助に

次回の診察を待たず、データ上の異変に基づいた早期の受診勧奨や生活指導につなげられます。「線」のデータで経過を把握。

Sleep Guardianの機能

睡眠データを医療に活かす3つの機能

睡眠の質を「ステージ」で可視化

「レム睡眠」「深い睡眠」の割合をグラフ化。主観的な「眠れた気がしない」を客観データで評価します。

就寝・起床リズムの逸脱アラート

日々のリズムを学習し、「昼夜逆転」や「睡眠時間の急変」などの予兆を検知して医師へ通知します。

服薬・気分と睡眠の相関分析

「薬を飲んだ日」「気分が落ち込んだ日」の睡眠データを重ね合わせ、治療効果の判定を補助します。

潜在患者は見えているか

「いびきがうるさい」「日中の眠気」。その訴えの裏にあるSASリスク。
PSG検査(入院)や簡易検査キットは、患者様にとって心理的・物理的ハードルが高く、
検査に至らないケースが多発しています。

Apple Watchでスクリーニング支援

就寝中のSpO2・呼吸データを活用

SpO2(血中酸素)トレンド

就寝中のSpO2低下頻度をヒートマップで可視化。夜間の低酸素イベントを時系列で確認でき、SASスクリーニングの参考データとして活用できます。

呼吸数モニタリング

睡眠中の呼吸数(Respiratory Rate)の乱れを自動追跡。呼吸の安定性を数値で把握できます。

CPAP治療のアドヒアランス

CPAP治療開始後の「熟睡感」をデータで証明し、治療離脱を防ぐ。継続のモチベーション維持に貢献します。

Sleep Guardian が解決します

客観的データで、診察の質を向上

Apple Watchが「デジタル睡眠日誌」に

患者さんが普段使いのApple Watchで自動記録された睡眠・活動データを、医療者がWebダッシュボードで確認できます。

睡眠時間

推定睡眠時間を自動記録

📊

睡眠ステージ

浅い・深い・レムの推定割合

🕐

昼夜逆転リスクの可視化

就寝・起床時刻の変化を追跡

📈

活動量・睡眠の変化検知

日中の活動レベルを数値化

活用シーン

こんな場面で役立ちます

Case 1

投薬調整中の経過観察

抗うつ薬や睡眠導入剤の効果判定として、客観的な入眠時間・中途覚醒を確認。「よく眠れた気がする」を「入眠潜時が20分短縮」というデータで補完します。

Case 2

双極性障害の活動量モニタリング

「睡眠短縮+活動量増加」のパターンから、躁転リスクの兆候を読み取る材料に。データの変化を医師と患者で共有し、早期の受診勧奨につなげます。

Case 3 - SAS

SAS疑いのスクリーニングとCPAP支援

SpO2低下データに基づき、説得力を持って精密検査へ誘導。CPAP導入後の睡眠の質向上を共有し、治療継続率を高めます。「いびきがうるさい」から、客観的なデータ提示へ。

Case 4

復職支援(リワーク)の生活指導

起床時間の安定化や、日中の活動量をグラフで共有し、復職可否の判断材料に。「週5日、7時台に起床できている」を可視化します。

医師の運用イメージ

診察前・中・後の3ステップで活用

1 診察前

サマリ確認

直近2週間の睡眠・活動量レポートを自動生成。変化点だけを数秒で把握。診察室に入る前に患者の状態をイメージできます。

2 診察中

対話・指導

患者様と一緒にグラフ画面を見ながら、「この日は何がありましたか?」と振り返り。データを対話のきっかけに。

3 診察後

継続モニタリング

次回予約まで自動記録。大きな逸脱があればアラート通知。
※リアルタイム監視ではありません

こんな患者さんに最適です

📱 iPhone・Apple Watchをお持ちの方
👔 働きながら通院している方
🛏️ 睡眠の問題を抱えている方
📝 睡眠日誌が続かない方

なぜ精神科 × Apple Watch なのか

統計データが示す親和性

30-40代
精神疾患患者のボリュームゾーン
出典:厚生労働省「患者調査」
気分障害の年齢階級別受療率より
高い
20-40代のiPhone利用率
精神科外来を受診する世代と
Apple Watch所持世代が一致
90%+
20-40代のスマホ利用率
出典:総務省「通信利用動向調査」

従来の方法との比較

項目 従来の方法 Sleep Guardian
睡眠記録 手書きの睡眠日誌(続かない) 自動記録(装着するだけ)
客観性 患者の自己申告のみ センサーによる客観データ
患者負担 毎日の記入作業 普段のWatch装着のみ
デバイス 専用機器(アクチグラフ)は高価 患者所有のApple Watch
データ確認 来院時に紙を持参 診察前サマリ自動生成

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