株式会社ナナイロはBI/DWH/データ基盤、Excel/Access, php, Javascript を得意分野とする仙台のソフトウェア企業です。

重要な発表が多かったです。

開発責任者より報告

１．実績
・2016年1月時点WebPerformer導入実績500社
　30%が開発会社、70%はエンドユーザー　は変わらず
・セミナー実施
　2015年は全国で30回
　2016年はそれ以上を見込む

２．新バージョン
・操作性に関した新機能
　データグリッド（Excelライクな入力インターフェース。コピペ可能）
　グラフ（BIとまではいかない）
　その他（プレースホルダ、ツールチップ、バリデータ、Webフォント）

・連携に関した新機能
　外部アプリからWebPerformerロジックをコール
　WSDLをGUIで呼び出し設定可能に

・英語版
　海外販売を開始するので、英語対応

３．ライセンス体系
・ライセンス体系を2つに分ける
　�@ユーザー企業向けライセンス
　　→ 社内利用システムのみ可能とする。

　�ASIer向けライセンス
　　→ ユーザー向けのシステム開発のみ可能とする。（自社利用不可）
　　　 年単位での契約。（1年目は5ライセンス、2年目は3ライセンス、等と変更可能）
　※詳細は未定とのこと。

・Ver.1.5からのアップグレード費用は掛かるが、特別キャンペーン実施予定

４．今年のイベント
　4月　パートナー向けイベント（2.0の説明を行う。）
　5月　IT Week Japan春 出展
　6月　技術活用研究会
　7月　2.0リリース。海外（タイ）でリリース
　8、9月　QAサイトの刷新。メールではなくWebベースになる

その他懇親会での情報

・カスタマイズをしたら負け、ぐらいの姿勢で臨むのがWebPerformer流
　100点を取らなくても、70点を狙うのが、コスト、納期の点でメリットが大きい。
　その辺りを利用者とネゴっておけるかどうかで、ハッピー度合いが決まる
　（反省）
　１件目開発ではユーザーの利便性を優先にし、95点ぐらいを狙ってしまった…
　そのせいで、Servlet,JSP,Javascript,ストアド,等幅広くカスタマイズが発生。
　

・初期アクションをうまく使えば、同時ログインは出来ない、は実装出来る。
　一旦はログインさせるが、メニューに何も表示させなければ、似たような事が可能。
　（反省）
　Servletで実装してしまった…。
　キヤノンITさんに開発支援依頼したら、10人日掛かる、というべらぼうな見積が…
　結局自分で調査して、3日程度で実装は出来たが、、、、。
　※10人日の根拠は謎過ぎるのはここでアピールしておきたい。
　　技術力高いんじゃないんですか？殿様商売はやめて欲しい…

・排他ロックはストアド使わなくてもビジネスロジックでも可能ではある。
　最終更新日を持っておいて、更新前にチェックする。
　（反省？？？）
　同時に同じレコードを複数人で開いてそれぞれ更新した時に、
　標準ビジネスロジックだと後勝ちになってしまう。
　結局弊社ではストアドプロシージャによる実装で解決したが、工数が増えてしまう。
　キヤノンITさんの技術者に相談したら、カスタマイズビジネスロジックで対応出来ますよ、とのこと。
　詳細は確認していないけど「彼らの出来る」と「こちらの出来る」の感覚が大きく異なるような
　気がしてならない…
　ココに関しては引き続き試行錯誤したい。

以上